[SATA電源変換ケーブル] DevSleepと3.3V供給に対応しません


最終更新日 2015年2月25日

対象製品
電源ユニットのペリフェラル電源コネクタをシリアルATA電源コネクタ (15ピン) に変換する製品全て (D2-1500SAシリーズ、D2-1500SBシリーズ、D4-3505SA、SAT-3000LPWシリーズ、SAT-3000PWシリーズ、WA-001SAB、WA-085A、WA-085LA、WA-085UAなど)
質問
変換ケーブルはオレンジ色の線がないですが、支障はありませんか。
回答

3.3V供給

オレンジ色の線は3.3Vの線 (1/2/3番ピン) です。

現在のところ、SATA電源コネクタ (15ピン) で3.3Vを使用しているSATA機器はなく、使用上問題はありません。

ただし、本製品からさらにmicro SATA電源コネクタ (9ピン) に変換して1.8インチSATA機器を接続した場合、3.3Vが必須の1.8インチSATA機器は動作しません。

シリアルATAは規格として3.3V/5V/12Vが使用可能になっています。本製品はペリフェラル電源コネクタ (大4ピン) の5V/12VをSATA電源コネクタの5V/12Vピンに順番変換しているだけで、製品内部で電圧を変更していません。

DevSleep

SATA Revision 3.2規格で3.3Vの線はDevSleep (Device SleepまたはDEVSLP) という省電力機能に置き換えられました。

DevSleepに本製品は対応しません。ただし、通常の自作パソコンでは途中で信号を取り出す方法がないので、本製品を使用するに関わらずDevSleepに対応しません。

補足
表題を「[SATA電源変換ケーブル] 3.3Vは供給できません」から変更し、内容を加筆および変更しました。